株式会社ネットプライスの実施例(1)

役員メンバー全員で
はじめて真剣に話ができた
株式会社ネットプライス
営業本部 取締役
永塚 新 さん
プロフィール
ネットプライス設立時からの創業メンバーの一人。急成長を続ける会社で営業責任者として数値を追う毎日。2002年に執行役員での「すごい会議」で衝撃を受け、自身の営業本部内でも導入、さらに自分たちだけ(コーチ抜き)で「すごい会議」実践。
役員メンバー全員ではじめて真剣に話ができた

役員メンバーで受けたマネジメントコーチはいかがでしたか。
ボードメンバー全員で何かを受けるのも初めてですし、しかも一日中密室に閉じこめられて携帯も禁止で。メンバーは、創業からの人間が2/3、上場するために入っていただいた方が1/3でした。もともとコミュニケーションはよくできていたと思いますが、本気でこれからビジネスを大きくするために、ということを真剣に話せたのは、これがはじめてでした。
本音でぶつかり合う。
本当の問題点、「ひどい真実」については、はじめて。とにかく掘り下げ方が半端ではなく、潜在的にしか思っていなかったようなことまで引き出し、さらけ出す。最初こそ、「他のチームがこうだ」みたいなことになるんですけど、何度かたたみかけられるうちに、だんだん自分自身に向けられてくるんです、問題が。結局は、自分たちのビジネスに対して、ボードメンバーがどれだけ本気でやっているのか、という度合いが、まだまだ足りなかったということです。
ビジネスに対する覚悟や真剣度が掘り下げられる「コミットメント」


やる気のかたまりのような御社でも、足りなかったのですか。
ベンチャー企業は常に高い数値目標を立てます。もちろん真剣にやって当たり前なんですが、それが達成できなかったからといって、当然ながら死ぬことはないんですね。でもだからこそ、その目標に対する真剣度合いが、自分が今までやってきた真剣さではまだまだ足りないんだ、ということを痛感しました。
それはどの過程で感じられたのですか。
「コミットメント」です。営業は数字を作る部門ですから、コミットメントの担当がどんどん増えていく。それを毎週のチェックするんですね。やはりなかには達成できないでいる項目がある。それが本当に苦しいんですが、禅太郎さんに言われたのは、多分どこの会社でも起きていることで、それに対してどれだけ向き合えるか、どれだけ他の部署からのヘルプをリクエストしてちゃんと解決できるかというのが大事だと。通常なら目標を下げるところを、そうじゃない、目標を下げてはいけないというのも、深く共感しました。
とにかくやってみる、でこれまできたから、やらないという判断は難しかった

ご自身の営業部門のメンバーで受けられたときはいかがでしたか。
リーダー、マネージャーメンバーで行いました。これをこのまま今のメンバーで行うと、ちょっときつすぎるかもしれない、と最初は思いました。仕事に対する覚悟というか本気具合をどんどん掘り下げられていくので、社歴の浅いメンバー、社会人として1、2年目が受けるのにはリスクがあると思ったんです。禅太郎さんに事前の状況を説明し、ちょっとアレンジしてもらいました。仕事の進め方が中心で、コミットメントリストの作り方とか、問題点の出し方とか。
ご自分たちだけでやったときは?
課題の洗い出しまではうまくいくんですが、それをやるやらないの判断がほとんどやるになっちゃうんですよ、メンバーだけでやると。ベンチャースピリッツでなんでもやってみる、トライ&エラーといいますか、やらないという判断が悪だというようなところがあって。そこで禅太郎さんに相談したところ、判断に迷ったら一番最初の目標に戻りなさい、と。どれも必要だけど、どれをやったら一番近くいけるか、ということですよね。もうお客様の数も、僕らが5、60人でやっていた頃とはちがいますし、そのお客様に対してすべてをやろうとして中途半端になるよりも、やるやらないの判断をしっかりつけてしっかりやる方が、結局お客様のためになる、ということでもあります。
3回やって、どのメンバーでも適応できて一番身になったことは何ですか。
Why→Howの転換ですね。マネージャーを育てるときに必ず伝授しています。あとは、会議で話し合った課題に対し、期限と責任者を設けるくせができました。






