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株式会社ネットプライスの実施例(2)

株式会社ネットプライスの実施例(2)

マネジメントコーチは
脳みそのワークアウトだ。

株式会社ネットプライス
代表取締役社長 兼 CEO
佐藤 輝英 さん

プロフィール

2000年、25歳のときにネットプライス代表取締役に就任、2004年東証マザーズ上場時にマネジメントコーチを導入。「買いものほど、オモシロイ遊びはない」というテーマを掲げてeコマース事業を展開、「ギャザリング」というインターネットを利用した独自の共同購入システムを日本に定着させる。

上場直後、ちがうステージに上がる必要があった

株式会社ネットプライスの実施例(2)

上場直後にマネジメントコーチを導入されました。
社員数も一気に増え、これからちがうステージに上がる必要がありました。20人くらいの組織であれば、リーダーシップだけで引っ張っていけますが、100 人、200人に、グループですと現在350人くらいです。そういう人数になったときに、組織の末端まで、きちんと考える組織にできるかというのが課題だと思います。このやり方が会社の中に定着すれば、勝手に前に進んでいくような組織になるな、という気づきですね、それでお願いすることにしました。

実際いかがでしたか。
上層部全員がいっぺんにやりましたから、上層部の共通の会議のコミュニケーション言語や、会議に臨む姿勢が組み込まれました。考える組織にするためには、こういうプロセスで参加を促して、考える癖をつけさせ、ブレイクスルーする思考を得るという、「組織の巻き込み方」を学べました。

「これから精霊が降りてきます」

株式会社ネットプライスの実施例(2)

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具体的にはどういう点が効果的でしたか。
もう全部ですよね。例えば、会議に臨むときに、この会議で目指すことを各々から言わせるんです。各人の会議の目的がわかりますから、私も話しもふりやすくなりますし、その人自身も目的を意識して発言するようになります。こういう演出をされると、入り方が違います。

一番印象的なことは何でしたか。
「どのようにすれば○○できるだろうか」という発想と、みんなの意見の引き出し方です。
もともと我が社では「NOと言わない会議」など、近いことはやっていました。それを強力にした感じです。同じ課題でも「どうしてできないの」と「どのようにすればできるようになるか」では全然ちがいます。「どのように~」からだと思考がポジティブ回転しやすい。

意見の引き出し方は。
これはアメリカの手法とのことですが、私自身は非常に日本人向きだと思います。日本人はこの人が言っているから以下同文、というところがあります。これは大橋さんらしいというか、ユニークな手法で、会社の課題をつきつめたときに、なかなか言いにくいことがあります。それを、「これから精霊が降りてきます」って言うんですよ。「精霊が降りてきて、絶対言っちゃいけないことを言わせてくれる精霊です。皆さんの責任じゃないんで、精霊が言わせているだけですから、どうぞ」と言って、投げるんですね。そうすると、じゃあ、まあ、精霊降りてきている気もするし、精霊が言っているしオレも言っちゃおう、てね。日頃考えていること、潜在的なものまで整理して引き出せる場だと思います。

マネジメントコーチは脳みそのワークアウトだ

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いまも活用されていますか。
スタックした会議ってありますよね。そのときに打開する、でも一人では打開できませんから、人を活かして、人を巻き込みながら打開するすべを引き出し、決め、進めると、いうやり方を自分自身もできるようになりました。
マネジメントコーチのいいところは、使っていない脳みそとか、あるいは潜在的に考えているんだけれどもその議論の中で出てこないものを、一種無理矢理引き出すんですよね。ウエイトトレーニングでワークアウトするのに似ています。前回よりも1回多くやると、筋肉がその分ワークアウトされて成長する。そういうことの繰り返しで自分のレベルが上がるんだと思います。ビジネスとか成長って全部そうだと思うんですけど、それができる会議。あと1本、あと1ダッシュやるわけですよね。だからアイデアがでるんですよ、だすんですよ。参加者のノーマルのレベルがどんどん上がっていきます。参加者の角度が変わるんですよね、前に。関わり方が前になるんですよね。

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