すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

グループ会社上場・“ 爆 ” 成長の 二兎を得た

株式会社ネクシィーズ

設立
1990年2月21日
資本金
23億2,358万円 (資本準備金含む)
従業員数
事業内容
エネルギーコスト削減のLED照明レンタルサービス、電子雑誌出版、各種ソリューションサービス、スマホゲーム、着物着付け教室
担当コーチ
久保田 記祥

すごい会議の導入から1年が経ち、効果はいかがでしたか?

近藤:売上 100 億円、営業利益 10 億円という高い目標を達成しました。前期と比較すると売上は 1.2 倍、営業利益は約 2 倍です。効果は絶大でした。これは会議の手法だけでなく、久保田君とい うコーチの経験と知識が大きく貢献しています。例えば医者になる人は誰もが医学を学びますが、 「研修医」と「神の手を持つ医者」が違うのは技術の差です。同様に、久保田君はベースとなる手 法をもとにネクシィーズにとってベストな形で展開してくれました。

導入したタイミングも良かったですね。グループ会社の一つが上場を目指し、新規のエネルギー環 境事業もスタートしたばかりだったため、経営チームを強化する必要がありました。

大きな効果を上げたということですが、特に重要だと感じる成果を教えていただけますか?

近藤:会議に参加している役員が 120%まで力を伸ばしたことです。現状に満足しないで、自分を 追い込んでいくというムードを作ってくれました。課題に対してじっくり考え、問題を先送りしま せん。会議では、ポストイットに課題を書き、それをホワイトボードに貼っていきます。課題が「や るべきこと」に変わり、次の会議までに何をしておくかを各自が約束するのですが、その約束が毎 回必ず実現されているのです。

正直、何を言い出すんだと思う時もありました。最初にいきなり「近藤さんは話をしないでくださ い」と久保田君が言うのです。でもそれが良かったのです。多くのオーナー企業同様に、私が一方 的に会議で話を続けていたら、これほどの成果は出なかったでしょう。

新規事業のブレイクスルーをおこす

当初は、どのような成果を期待されていましたか?

近藤:導入の時点ではたいして期待をしていませんでした。ただ、やるからには全社で取り組もう と、最初はグループ会社の役員全員を招集しました。初日の会議で、メイン事業である Nexyz.BB とブランジスタにフォーカスしたほうがグループにとって最適だと判断し、以降 2 社の役員で会議 を進めることになりました。結果的に Nexyz.BB の LED 事業は爆発的に成長しました。ブランジ スタも 9 月に上場。会議に参加した役員が目線を高く持つようになったからです。

久保田:ネクシィーズの方はどんなに大きな目標であっても、実現していこうというエネルギーが あります。それを活かすように、会議では「手段」に焦点をあてないよう意識しています。例えば 「コミュニケーションが少ない」や「些細なミスが多い」ではなく、結局何が欲しいのかにフォー カスします。目標が「売上増」であれば「顧客数」を増やすことが必要。そのためには「営業担当 者の人数」という課題解決が必要ですよね、と確認していきます。

近藤:役員それぞれはモチベーションが高く優秀ですが、適切な課題解決の方法を知りませんでし た。私自身、会議は短いほど良いと思っていたので、初回が 10 時間だと聞いた時は、正直無駄だ と思いましたね。ところが参加をしてみると課題を次々と解決していくので考えが変わりました。

現在、月 1 回開催している「すごい 会議」は 5 時間かけています。

会議の中で、ファシリテーター役の久 保田君が「今、自信のない顔をしまし たね」「ごまかしましたね」「もっと いけると思っていますよね」と適切に コメントしてくれます。これは経験が 必要だとつくづく感じます。

久保田:吹っ切れたように「やってみ るか!」という感じがない発言でないとだめなのです。特に、できない理由を暗い感じで話してい る時は、どのようにしたらできるかを考えていない証拠です。会議ではメンバーが見えていない「一段高いもの」を要求していきます。

近藤:結局、動くのは社員です。彼らの心に火がともらないと何も実現できません。そして、会議 によって本気で彼らが数字を作ろうと思うようになっていったのです。役員のパフォーマンスが本 当に高まりました。 久保田:会議で私から見えている問題点を共有すると、すぐにそれを解決する可能性をさぐり、ア イデアがひらめきます。営業に強い会社のためか、その反応が本当に早いんですよね。

地球規模で社会に貢献

今後のヴィジョンを教えていただけますか?

近藤:会社として公表している数字より、かなり高い数字を目標にしています。

私は 20 代の時、世の中には三つの会社があると考えました。一つ目は、社会に無くてもいい会社。 これはつぶれていきます。二つ目は、あったら便利な会社。三つ目は社会にとって、なくてはなら ない会社。ネクシィーズは「ブロードバンドを安く利用できる」便利な会社になりました。次は、 「エネルギー環境事業」を軸に地球に貢献する「社会に必要不可欠な会社」を目指していきます。

夢に近づいているのですね。

近藤:もう少し具体的にいうと、私が命がけでやっていきたい事業が三つあります。

一つ目は地球貢献。先ほどから話しているエネルギー関連です。LED のレンタル事業は、節電に効 果がある上、利用者側の負担が少ないことから、あっという間に1万5千件以上の飲食店や宿泊施 設などが導入しています。

二つ目は電子広告メディア事業です。電子雑誌の出版社が上場 したのはブランジスタが初です。電子化が進む中で、リーディ ングカンパニーとしてメディア革命を起こします。

三つ目に力を入れているのは起業家育成です。パッションリー ダーズという経営者 3000 名以上、日本一の規模を誇る団体を 運営しています。理事や特別顧問に名を連ねるスター経営者に 加え、会員企業が講師となって起業家を育成する「パッション リーダーズアントレプレナー」という組織を作りました。日本 の起業率は 3.9%ですが、すでに当会は 18%を超え、目標は起 業率 50%を目指したいと考えています。

役員から中堅まで

壮大な夢を叶えるために、今後、会議やコーチに期待することはどのようなことでしょうか。

近藤:役員のなすべきことをさらに深堀することと、中堅層の能力も伸ばしてほしいですね。会社 全体の成長を促進する工夫を期待しています。

久保田:状況に応じて柔軟に対応していきたいと思います。前の期でも、支店長を集めたイレギュ ラーの会議や、ブランジスタだけの会議を開きました。

近藤:ネクシィーズは一部上場会社なので、本当はこんなことを言いたくないのですが、実際に成 果がでているので「すごい会議」はすごくお勧めしたい。特に久保田君を。でも久保田君のことは 好きじゃないんですよ(笑)。なぜかというと、普段、後輩としての気遣いが全くできないんです よ。会食のスピーチ中に離席するし。

久保田:確かに「会議から離れると、なぜそんなに人の話を聞いていないんですか」と言われます ね(笑)。

近藤:でも認めているし、信頼しています。心の奥で何か人の役に立ちたいという思いを強く感じ ますね。私は、彼でなければここまで成果を出せたとは思えません。課題の重要なポイントを見つ け出すうまさは絶妙です。ネクシィーズの業績に、ものすごく貢献してくれました。

 

久保田 記祥 くぼた のりよし

デルフィーコンサルティング株式会社

◆2019年、2021年、2022年、2023年すごい会議コーチ内売上実績No.1◆

『人の能力を最大限解放し、機能させ、世の中を豊かにしていきたい』

それが私の思いです。

「何が何でも達成する」という強い意志と行動力、改革を厭わない経営者の思いにコミットし、問題の核心にストレートに切り込むことでパワフルな問題解決の場を提供します。

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