すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

【ICTC導入事例】「業界の常識」を、最強の方程式でハックする。利益率を2倍に跳ね上げた“社内コーチ”という掛け算。

株式会社ビジョンバンク

設立
2009年7月
資本金
1,000万円
従業員数
196名(2022年11月1日時点)
事業内容
富裕層向けの飲食店運営・コンサルティング 他
担当コーチ
森 吉庸

シンクタンク出身者が驚いた、「すごい会議」における “質問” の効力。

まずは、自己紹介と御社がどのような会社か教えてください。

ビジョンバンクは、富裕層向けの飲食店運営やコンサルティングをメインとするベンチャー企業です。「飲食業」と思われがちですが、その実態は営業職やサービス職が活躍する非常にロジカルな世界です。私たちは、最上級の「おもてなし」を大切にしながら、業界特有の不透明な労働環境を徹底的に排除し、実力による公正な評価で「業界改革」を本気で目指しているプロフェッショナル集団でもあります。

その中で私は2021年に入社し、現在は人事企画・法務・内部統制、さらには経営企画まで、組織基盤となる「硬い領域」を全般的に担っています。

守屋さんは以前は官公庁の案件を扱うシンクタンクにいらしたそうですね。全く異なる業種である今の環境に入って、どのような印象を持ちましたか?

私は新卒からビジョンバンクに転職する 2021 年まで、ずっとシンクタンクで社会保障と地域振興を専門にしていました。厚労省や内閣府、各自治体などの議会運営や、法律をどう運用させていくかという極めて硬い領域を一貫して担当していたんです。

そうした「効率化の極致」のような組織を見てきた私からすると、最初に抱いた印象は、「ビジョンバンクは業界の常識に縛られて、新しいチャレンジが生まれていない」ということでした。言い方に語弊があるかもしれませんが、組織を効率化するという発想に重点が置かれていない。トップの意思決定が現場に届いていなかったり、会議で不要な議論や感想が飛び交っていたりする現実にギャップを感じていました。

私に与えられた役割は、それらを交通整理することでしたが、さあどうしようか?というところで出会ったのが、「すごい会議」とそのコーチである森さんでした。

その後、社内コーチ育成機関である「ICTC」を受講されましたが、どのような学びがありましたか?

「すごい会議」自体は存じていましたが、やはり最初は慣れないことだらけで…….。
ICTC での学びも、最初は膨大な進行台本を覚える必要があり、決して簡単なプロセスではありませんでした。

しかし、コーチの「すごい会議」の進行を分析した時に気づいたんです。
「コミュニケーションの語尾に、すべて “?” がついている。質問だけで会話が進んでいるな」と。

コーチの森さんからのコーチングはすべて質問がベースにあります。
なぜそうなのかという謎解きは、ICTC の中にすべてあるわけです。「なぜならば〜」に続く言い訳を排除し、「どのようにすれば〜できるだろうか?」と考えていく。質問を通じて自分の中に答えを生まざるを得ない環境になる。

この仕組みの効力に気づいた時に、腰の入れ方が変わりました。私は少し理解が遅かったかもしれませんが、仕組みを腹落ちさせてからの後半の加速度は、自分でも高かったと思います。

※「ICTC」とは: 外部のコーチに頼り切るのではなく、自社の中に「すごい会議」をリードできる人材(社内コーチ)を育成するための機関。受講者は数ヶ月かけてメソッドを叩き込まれる。

すごい会議コーチ×実務の私。わずか53日で組織を動かし、営業利益を65.7%改善させた「掛け算」。

実際に守屋さんが社内コーチとして関わったプロジェクトでは、大きな成果が出たそうですね。

私が担当したプロジェクトでは、導入から1年間で営業利益が前年比 65.7 %改善しました。

ここで注目すべきなのは、売上自体はほぼ横ばいという点です。つまり、無駄なコストを徹底的に削ぎ落としたことで、利益率が以前の約 2 倍にまで改善したんです。

この成果を出せたのは、コーチと私が「別の役割を持った掛け算」として機能したからだと思っています。

「コーチ」の存在は、現場にどのようなインパクトを与えましたか?

一言で言えば、「自分たちが無意識に作り上げていた固定概念を、外部の視点で壊してくれたこと」です。

印象的だったのは、会議の中でコーチから「失注顧客(アプローチが途絶えた既存顧客)」というワードが出てきたことです。一般の営業職なら当然知っている言葉ですが、この業界にはその感覚が全くありませんでした。そこでコーチが、他業界の事例を借りて「これだけの規模でやっていれば、顧客リストが何千とあるはず。それがないというのはどういうことか?」と。

こうした視点は、社内だけでは絶対に出てこないものでした。
コーチが事例を借りて本質的な課題を突いてくれたことで、現場が自分たちの思い込みに気づくことができた。「自発的な問題特定」へと導くすごい会議のプロセスこそが、現場に劇的な変化をもたらすのだと痛感しました。

そこに「社内コーチ」である守屋さんが加わることで、さらに成果が加速したと。

そうです。コーチはプロとして課題を引き出してくれますが、彼はあくまでも外部の人ですから、実務を動かす細かいデータまでは持っていません。

そこで経営企画としての私の出番です。
「そのデータなら私が用意します」「この数値を使って検証しましょう」と、実務の裏付けをリアルタイムで提供する。現場の人間は忙しく、デスクワークが物理的に難しい場合もあります。そこに私が「実務の人間」として介入し、進捗を管理することで、アクションプランの実行スピードが劇的に上がったんです。

膨大なデータの処理や管理において、何か工夫されていることはありますか?

最近気づいたことですが、「すごい会議」の構造的な強さやフォーマットは、AI と抜群に相性が良いんです。社内コーチとして「業務負担が重いのではないか」「心理的な不安がある」と懸念する方もいるかもしれませんが、AI の活用を念頭に作業を組み上げておくことで、そうした心配はほぼ解消されると思います。

「すごい会議」の定型化されたフレームワークをベースに AI を走らせれば、実践の場で1年間積み上げるだけで、とんでもない量の成果事例と改善案を手に入れられます。この「ロジカルな会議体」と「AI による実務サポート」の組み合わせは、社内コーチが成果を出し続けるための非常に強力な武器になります。

意思決定のスピード感についても、導入前とは見違えるようだと伺いました。

役員会で開催を決定してから、わずか53日で全拠点への導入を完了させました。
以前の組織であれば、これほど早い意思決定は無理だったでしょう。

でも自分の中に ICTC で学んだ方程式があった。
「次の会議で決まるだろう」という感覚を捨て、「どのようにすれば期日までに決済が通るのか」を考え抜く。期日を決めて動かすことのインパクトを、このプロセスの中で強く実感しました。

「すごい会議」は、英語で High Performance Operation System ですが、まさに OS が変わった感覚を持ちました。

妥協のない真剣勝負。だからこそ「取り組む価値」しかない。120%の確信を持って言える景色。

これから ICTC を検討される方、あるいは社内コーチを目指す方へメッセージをお願いします。

「すごい会議」をやると、向き合うべき問題が次々と浮き彫りになります。「そこまで出さなくていいのでは?」と思う、目を背けたくなる課題まで出てくる。決して「楽な道」ではありません。

ただ、問題があるなら解決するしかないんです。
「できない」という発想を捨てて、問題解決を恐れずにやった先に、これだけの成果と利益がついてくる。そうであれば、120%取り組む価値はあるし、取り組むしかありません。

守屋さん自身も、このプロセスを通じて以前とは違う景色を見ているのでしょうか。

その通りです。もし「すごい会議」に出合わず ICTC を受けて社内コーチにもなっていなかったら、今の組織の成長も利益率の改善も見られなかったでしょう。コーチがよく言う「目標を立てなければ得られなかったメリットを得ること。これが目標を立てるメリットだ」という話、まさにその通りだと思います。

大切なのは、ICTC を受けた後の「実践」をセットにすることです。
その実践の場において、社内コーチである自分を「掛け算」としてどう置くか。
私の役割とポジションにおいては、最大値に近い形が導き出せたんじゃないかなと思っています。

今ではスタッフから相談に来ることも増えましたし、この問いかけを私が 1on1 でスタッフにできるようになると、また違う立ち位置になれるのかなと感じています。アクセルが一段ずつ、際限なく踏み込まれていく感覚。この「会社が変わる実感」をものすごいスピードで得られることこそが、ICTC の最大のメリットだと言えるのではないでしょうか。

森 吉庸 もりよしのぶ

株式会社すごい組織

早稲田大学卒業。新卒で株式会社リンクアンドモチベーションに入社。12年半、組織人事コンサルタントの経験と実績を積み、大手企業〜中小ベンチャー企業(東名阪)まで約500社の理念浸透、人事制度、教育研修、人材採用コンサルティングに従事。

『組織の可能性を解き放ち、社員の覚悟と実行を加速させ、今までにない成果をもたらす』のが私の約束です。

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