株式会社U-Leading
働く人々に活力が漲れば自ずと会社は成長する。そう信じて企業のエネルギーの源になり、これまでにない成長を生み出しています。
山腰:平コーチとは前職時代の同僚です。起業仲間として共感する部分があり、信頼する相談相手でもありました。
導入への期待は、第三者の視点や支援を取り入れることで、自分たちだけでは到達できない売上や利益の成果につなげること。事業拡大を狙うタイミングでサポートを依頼しました。
当社は観光業を主軸事業に展開していますが、『すごい会議』を導入したのは、数年前にサブ事業として立ち上げたIT部門です。というのも、観光事業は安定しているものの、インバウンド需要に支えられた成長は“爆発力”に欠けます。また、観光事業は外注メンバーが多くかかわる一方で、IT事業は社内のメンバーと一体となって進められる環境がある。
社員とともに次のステージを目指すために、『すごい会議』を進めました。
山腰:目標の達成には至りませんでしたが、確実に売上は伸びています。なにより、社員と会社の中長期ビジョンを共有できたことが、今後にいい影響をもたらすことは間違いありません。
また、地方で地道な事業を営む当社にとって『すごい会議』の「過去の延長線上にない成長を目指す」手法は異文化とも言えましたが、「やると決めた以上は、やるしかない」と、社員も前向きに取り組んでくれました。
「どうすればできるか」と、可能性を探る思考が根付き、目標に向かって主体的に動く行動も生まれつつある。高い志を持つ心構えを土台にできたことで、今後も“攻め”の姿勢を保ったまま事業拡大に挑戦し続けられる予感がしています。
山腰:目標達成への厳しさはあったものの、それ以上に得たものは大きかったですね。僕としては、これまでも「目標達成」の重要性を社員に伝えてきたつもりでしたが、十分に伝わっていなかったことに気づかされました。
ただ目の前の仕事をこなすのではなく、明確な目標があるから達成感を味わえる。タスクが増えるほど、充実感も増す。僕自身も「目標」の意味を再実感するいい機会になりました。
地方に拠点を置くことで視野が狭くなりがちですが、『すごい会議』を通して新たな知識や情報に触れ、思考の枠が広がりました。
平(コーチ):印象的だったのは、会議を重ねるごとにメンバーのみなさんがいきいきと変化していくその様子です。サービス開発に取り組むなかで、自分のアイデアが形になり、実際に世の中に送り出される面白さを感じているように見えました。
「どうすれば実現できるか」と自ら考え、手を挙げて実行する。自主性を重んじるからこそ責任も伴う。これらのプロセスを通じて、みなさんの仕事への向き合い方がより前向きに変化したように感じます。
山腰:当社の一員として共通のマインドを持ち、ともに目標への道筋を描くには、『すごい会議』に参加してもらうことが最も早く確実な方法でした。僕たちがどんな志を持ち、何に取り組んでいるのか。共有する場として活用しました。
山腰:「答えは自分たちのなかにある」――そう実感させてもらいました。誰かに正解を教えてもらうのでなく、僕たち自身のアイデアや力を最大限に引き出し、ゴールに向かう思考と行動へと導いてくれるのが『すごい会議』であり、コーチの存在です。
今後も社内で活かしていきたいのは、問題解決のための思考のステップですね。「問題は何か」「何をすべきか」と、僕を含めた全員が自然と問いを立てられるようになったことが、確かな成長です。
平(コーチ):山腰さんが社員の方々を家族のように大切にする姿から、「ともに長く働ける仲間を増やしたい」という、経営者としての強い思いが伝わります。その姿勢が、社員のみなさんの仕事への原動力となり、同時に彼らの成長が山腰さん自身の喜びにもつながっている。
一つのチームとして、みなさんが今後どのように変化し、成長されていくのかが非常に楽しみです。
山腰:事業成長に効果的な会議だと想像していましたが、結果的に人材育成の機会になり、僕にとってはうれしい誤算でした。
山腰:急成長を目指す会社にフィットすると思います。逆に、時間をかけてじっくり成長していきたいという会社には、あまり向かないかもしれません。短期間で「10億、20億、その先の成長へ」と、挑む“攻め”の姿勢を持つ企業におすすめです。
ただ、リソースの限られている今の当社では、どうしても挑戦に制約があり、そのことにもどかしさを感じたことも事実でした。資金や人員に余裕があれば、もっと多角的にチャレンジを仕掛け、今以上に明確な成果を手にできていたかもしれません。
いずれにしても、人と組織の可能性を教えてもらう貴重な機会になりました。
山腰:もっと多くの方にサービスを提供するために、10年後に売り上げ60億円規模の企業にすることが目標です。当面は観光事業とITの二本柱で展開し、人材や事業を拡大していきます。
その過程で、また平コーチにもサポートいただく日が来るはず。この先にどんな成長を実現できるか、楽しみです。