株式会社いきなりすごい会議
宮城県仙台市出身。
大学在学中にすごい会議に出会う。
組織として本当に解決したい問題をテーブルに上げ、チームとして解決する場を提供します。
目標をつくらなければ起きなかったことの実現可能性を最大化させます。
髙橋:2年ほど前に、鈴木さんが登壇された経営者向けセミナーの動画を見て、『すごい会議』を知りました。何度も動画を見返し、『すごい会議』の本も読み、見よう見まねで実施してみたんです。
「3年後にどうなっていたら大成功か。1年後はどうか。そのために今、何が課題なのか」――鈴木さんの問いを参考にしながら、約1年半ほど自社で会議を続けました。
その結果、目標の可視化と管理が進み、売り上げは1年で2倍に。翌年にはさらに1.5倍と、目に見える成果につながりました。
とはいえ、あくまで自己流。「本物のプロに触れたい」と、鈴木コーチに正式に依頼したというのが今回の導入の流れです。
髙橋:最大の魅力は、「社長が学べる場だ」と、感じたこと。当時は、自分は何のために走っているのかがわからなくなっていて、漠然と、未来への不安や恐怖を抱えていました。そんななかで目の前の売り上げ・利益だけを追う毎日に、限界を感じていたんです。
僕が会社のビジョンを描けない以上、社員のモチベーションも上がらない。「すべては自分の責任だ」と、感じつつ、同時に「本当はもっと可能性があるはず」「熱源となるものを見つけたい」という思いもありました。
経営者としての知識・経験不足を痛感し、葛藤と向き合うなかで出会ったのが『すごい会議』。「やるしかない」という思いでした。
髙橋:正直に言うと、鈴木さんにお会いする前から導入することは決めていました。プロの手を借りれば、成長速度を一気に引き上げられるはずだ、と。
鈴木さんにお会いして、その期待は確信に変わりました。第一印象で「この人には、かなわない」と、圧倒的なパワーと知性を感じたんです。営業として多くの人と接してきたからこそ、感じるものがある。迷いなく、依頼しました。
髙橋:全員で未来に向かって歩み出せた実感があります。導入以前は、毎月の売り上げや取引先の顔色を気にして仕事を進めていましたが、今は、「自分たちは何のために存在するのか」という問いを起点に、目標・KGI・KPIを明確に設定して行動できるようになった。
そのプロセスを通して、失敗を恐れずに挑戦する文化が生まれ、全員が前向きにチャレンジする組織へと変化しています。
結果として、売り上げ・利益の向上、成約数の増加、グループ会社の設立、支店の増設など、導入からわずか7カ月でさまざまな成果が生まれました。さらに、後継者候補も見え始め、思いがけず次の経営フェーズへの移行が加速しています。
髙橋:僕はこの会社で生涯現役を貫くつもりだったので、『すごい会議』の導入以前は、後継者を育成するという発想すらありませんでした。
しかし、より高い目標に挑戦するには、信頼できるメンバーに事業を託し、自分は新たな事業に挑むべきだと気づいた。
導入前の、「何のために走っているのか分からない」という迷いがウソのように、いまは強い目的があり、「できる限り、爆速で前へ進みたい」と、闘志が湧いています。
この会議を通じて僕自身の人生が大きく変わりました。
髙橋:未来の景色と、そこへ至る道筋を具体的にイメージできるようになりました。「3年で10億円」という、僕たちにとっては過去にない高い目標を設定したことで、悩むよりも「決めたことを正解にする」と、意思決定できた。
現在は、その「10億円」すら通過点のように感じます。「もっと高みを目指せる」という手応えとともに、20億、30億、さらには100億円という規模のビジョンを描きたくなった自分がいる。
『すごい会議』に出会うまで“マイルストーン”や“KPI”、“目標と目的の違い”すら知らなかった僕たちが、今では自ら実行プランを考え、PDCAを回して成果を上げているんです。
未来への不安以上に、この先得られるはずの達成と喜びを予感しています。
髙橋:「目標を本気で達成するには、事業そのものを見直す必要がある」。そう腹を括り、従来の委託型の営業スタイルから脱却し、自社の不動産仲介事業に本格的に舵を切りました。
これまで積み上げてきた売り上げ手法に固執せず、より利益率の高いビジネスモデルへとシフトする。その意思決定を支えたのは、全員で目標を掲げ、「やりきる」と、決めたチームの一体感です。この挑戦の成果が、今、少しずつ表れています。
髙橋:僕自身の意思決定のスピードが格段に上がり、迷うことがなくなりました。「失敗してはいけない」という思い込みを手放せたことが大きいですね。むしろ、行動して失敗から学ぶほうが前に進めると実感できた。
経営は、いわばロールプレイングゲームのようなもの。クリアするスピードが速いほど、次のステージに早く進める。これまで「越えられないかもしれない」と思っていた壁を、『すごい会議』で一つずつ突破していける感覚に、エネルギーが湧いています。「自分たちにはもっと可能性がある」と。
髙橋:社員に仕事を安心して任せられるようになったことかな。以前の僕は、「任せられないのは、社員が頼りないからだ」と、どこか他責にしていました。でも、会議を通じて彼らの想いや優秀さに触れ、それを引き出せていなかったのは自分の責任だと気づいた。
僕自身の意識が変わり、アップデートできたことがうれしい実感です。
髙橋:鈴木さんは、僕にとって“経営の伴走者”。論理的で本質を突いた問いかけで意思決定を後押ししてくれる、精神的な支えでもあります。
また、コーチが中立的にかかわってくれることで、僕に対して遠慮がちだった社員の態度に変化が起きました。発言しやすい雰囲気を生みだしつつ、ときに鋭く本質に切り込み、チームの推進力を引き出してくれる。
たとえるなら、スポーツでいう“審判”ですね。公平な視点で場を整え、チームを前進させてくれる存在です。
鈴木(コーチ):髙橋さんの強みは、圧倒的な馬力の“エンジン”を持っていること。「この人が本気を出したら、1,000億の会社も夢じゃない」と、思わせる力がある。加えて、持ち前の思考の深さやロジカルさ、人としての優しさがチームに安心感を与えています。
一方で、優しさが遠慮や甘さにつながる場面もないとは言いませんが、第三者の僕が入ることで必要な判断を押し進められるようになった。そのバランスがうまく機能しています。
高みを目指そうとする熱量と人間力の掛け算が、髙橋さんの魅力です。
髙橋:即答で、100点満点です。鈴木コーチのサポートに一切の不満はなく、まさに完璧。
仮に目標が達成できなかったとしても、僕たちの努力や行動が足りなかっただけのこと。鈴木さんへの信頼は揺るぎません。僕たち自身が決めたことを実行していくのみです。
髙橋:『すごい会議』を卒業するイメージはなく、「ずっと続けたいと思っている」というのが答えです。
今と5年後とでは、会社の成長段階も大きく変わっているはず。現在の『すごい会議』メンバーを経営者として育て、グループ各社の社長に据える未来も見えています。グループ全体の問題解決や各社の事業別に活用していくのもいいですね。
その都度、活用シーンを最適化しながら成長の糧にしていきます。
髙橋:営業に特化した事業会社にフィットすると思います。目標達成に必要な要素を因数分解し、ロジカルに行動計画を立てられるので親和性が高いはず。一方で、営業主体の企業以外でどう活用できるのか、興味があります。
鈴木(コーチ):成果を数値化しやすい営業領域などで、導入効果をスピーディに実感しやすいことは事実です。ただ、僕がご一緒している企業の多くは、必ずしも営業特化型ではありません。
たとえば、事業承継のタイミングでの企業理念やポリシーを再定義する、限られたリソースを再配置する、あるいは事業をシフトチェンジする、など、発想の転換が求められる局面で導入されるケースも多く、経営の転機に確かな推進力を発揮しています。
髙橋:関わるすべての人に「感謝」と「感動」を届けられる存在であり続けたい――それが、僕の思いです。キレイごとに聞こえたとしても、揺るがない理想がそこにある。
そのためにも、財務面、健康面ともに健全であることを目指します。「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という二宮尊徳の言葉にもあるように、健全に利益を生み出してこそ、企業として理想を追求できる。今、会社のメンバーとともに児童養護施設を訪問する活動もしていますが、それも力があってこそできること。
こうした価値観や行動が定まり形になってきたのは、鈴木さんとの出会いがあったから。心から感謝していますし、ぜひ、これからも健康でいてください(笑)。
宮城県仙台市出身。
大学在学中にすごい会議に出会う。
組織として本当に解決したい問題をテーブルに上げ、チームとして解決する場を提供します。
目標をつくらなければ起きなかったことの実現可能性を最大化させます。