すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

「今が、爆発的成長の前夜」──月間営業量375%。“動かない組織”が動いた理由

株式会社COクリエイト

設立
2019年11月
資本金
69,145,000円
従業員数
10名以下
事業内容
企業や自治体・団体向けに、会員向け商品・サービスを提供できるコミュニティ専用ポータル『はぴこ』を運営。さらに、購入代金の一部が社会貢献に活用される非営利団体向けプラットフォーム『ともつく』も運営し、商品と生活者、社会をつなぐコミュニケーションをシームレスに展開する
担当コーチ
川井 崇司

「頭でっかちな組織を変えたい」動かない人の動かし方

貴社の事業内容を教えてください。

三浦:クローズド型のECプラットフォームを提供しています。たとえば、マラソン大会の運営者とそのエントリー者、空手道場の運営関係者と生徒、お寺とその檀家さんや無農薬野菜を使った料理研究家の集まりなど。規模は小さくても濃いつながりのあるコミュニティは無数に存在します。

マラソン大会に参加して終わりではなく、そのコミュニティを活用してマラソンコーチが愛用品を紹介したり、タイムを縮めるアドバイスをしたり。信頼性を起点にコミュニケーションを展開することで、やみくもに広告を打つよりはるかに効果的なPRの場をつくれる。

その売りたい「商品」と買いたい「顧客」を集めることが、私たちのビジネスの基本です。

本来、ECサイトの開発・運用には膨大な手間がかかりますが、当社の仕組みなら翌日には自動的にモールが立ち上がる。しかも、多言語対応予定なので外国人の利用者がいても安心な仕様を実現できます。

「熱源」のある場所に、小さな経済圏を育てるビジネスです。

『すごい会議』を、約半年前に導入いただきました。きっかけからお聞かせください。

三浦:当社は、出向者が主戦力にいるという、ユニークな構造を持つ組織です。昨年は、事業拡大を見据えて自社社員を増やすチャレンジをしたものの、組織の方向性が定まらず、人件費だけが膨らむ結果に。「組織づくり」を見直す必要性を実感しました。

そんなとき、7年ほど前に「あれはすごい」と、知人経営者に聞いた『すごい会議』のことを思い出したんです。2年前に紹介で知り合った川井さんが、そのコーチだったことを思い出し、すぐに連絡を取りました。

何が、導入の最終的な決め手になりましたか。

三浦:昨年、1年間かけて社員数を増やした結果、「頭でっかちで動かない」組織になってしまったことが当社の最大の課題でした。

「こうしたほうがいい」「もっとこうすべきだ」と、意見は出るものの誰も行動しない。「効率がよくない」「過去事例がないからできない」と、動かない言い訳ばかりで私に仕事が戻ってきてしまう。

その状況を変えるには、行動に転換する「枠組み」が必要だと思ったんです。川井さんとの会話で「これを全員で実行できたとしたら、組織が確実に変わる」──そう確信したことが導入の決め手でした。

「もっと上を目指しましょう」KPI改善&月間営業量 導入前比375%

導入後、最初に感じた変化はなんでしたか。

三浦:初回のセッションで年間の売上目標を決めたときのこと。私の提示した数字に対して、あるメンバーが「もっと上を目指しましょう」と、言いだしたんです。

以前は、私一人だけがやる気で「やらされ感」の漂う組織だったのに。リップサービスだとしても、何かが変わったような手応えを感じました。

達成できるかはともかく、上を目指さなければその道は開けない。目標に向かう意識が芽生え、私以外のメンバーが動き出したことがうれしい変化でした。

これまでに、どのような変化が生まれましたか。

三浦:劇的な売り上げ増にはまだ至っていないものの、それ以上に組織の「質」が本質的に変わりました。

以前は、個人の役割が曖昧で他責的な雰囲気があったのが、今では、一人ひとりが自分の業務に「100%」の責任を持ち、期限を明確にして動くのが当たり前になった。

『すごい会議』を通して「誰が、何を、いつまでにやるか」が明確になったことで、実行力ある人材がより主体的に活躍し、責任を負いたくない人材は自然と離脱。結果として、組織の風通しがよくなり、推進力も高まりました。

定量的な数値には、どのような変化が生まれていますか。

三浦:私たちのビジネスでは「掲載商品数」と「顧客数」が、売上につながる重要な指標。特に、この数カ月で「商品数」が順調に伸びているのが大きな変化です。

これまで最大の課題だった推進力は、全社の月間営業量が導入前の375%まで跳ね上がり、この調子でいくと、売上利益などの数字も飛躍的に伸びることは間違いありません。

印象に残る人材成長があれば教えてください。

三浦:長く勤めてくれている女性社員の成長が目覚ましいですね。自ら商談の場をつくり、新商品を次々に開拓してくれています。

魅力的な商品を集めることは当社の価値の源泉になる。もともと責任感の強いメンバーが『すごい会議』で経営視点を持ったことで、「会社の成長のために、自分がこの領域を担う」と、当事者意識を一層強めてくれた。

「会社をもっとよくしたい」という熱量のある人材が、会社への自分の「貢献ポイント」をつかみ、行動に力が入ったのだと思います。彼女たちの前向きな存在に、助けられています。

どのアイデアが有効か?PDCAで決着をつける

出向者の割合が多いなか、チームとして機能させる秘訣を教えてください。

三浦:当社は、経済産業省が推進する「大企業等人材による新規事業創造促進事業」の仕組みを活用しています。大企業に籍を置いたまま一定期間スタートアップに出向し、事業開発や組織づくりにかかわる制度です。当社では、この数年間で10名以上の優秀な方にジョインしていただきました。

この制度は、出向者が「自ら出向先を選ぶ」ことがポイント。当社は出向先として人気で、事業がわかりにくいながらも「何か面白いことができそうだ」と、ポテンシャルを感じてくれる方が多いんです。自分で選ぶからこそ、仕事へのコミットメントも強いのでしょうね。

「この会社のサービスの魅力をもっと伝えたい」と、真剣に向き合ってくれるからこそ、異なるバックグラウンドを持ちながらも、各々の強みを武器に一つのチームとして機能しています。

『すごい会議』だからこそできたことはなんですか。

三浦:決めたことを即行動に移し、PDCAを高速で回す。このサイクルが定着したことで「どんな戦略が効果的か」「成果につながる打ち手は何か」を、メンバー自身が見極められるようになりました。

『すごい会議』がなければ、トライアンドエラーの数も速度も今の1/10にも満たず、問題解決思考がここまで根づくことはなかったはず。

月1回の会議で実行策を決定し、週次で進捗を追い、毎朝のタスク報告も仕組み化しました。このPDCAの徹底が「選択と集中」を促し、「商品数」の爆発的増加にも直結しています。

『すごい会議』の手法で、特に効果を感じたポイントを教えてください。

三浦:最も価値を感じているのは、必ずプロセスをレビューすること。挑戦と改善を繰り返すなかで、「何がうまくいったのか」「なぜ成果につながらなかったのか」をチームで共有し、振り返りをすることで次の一手に生きていく。

以前は、うまくいかない施策は自然消滅していましたが、『すごい会議』では必ず決着をつける。その積み重ねが、確実に組織の知見として蓄積されています。私たちの財産ですね。

「エネルギーが、過去最高に高まっている」

川井コーチの魅力と貴社への貢献についてお聞かせください。

三浦:川井さんは、チームのベクトルをそろえ、私たちを前に進ませてくれる存在です。冗談を交えたポジティブな場づくりと、目標達成へのブレない厳しさのバランスが絶妙。

豊富なコーチング経験に加え、コンサル的な視点とファシリテーション力でメンバーの本音を自然と引き出してくれます。言い訳が出そうな場面でも、問いの切り口を変えながら、いつの間にか前向きな議論に導いてくれる。その巧みさに、毎回感心しています。

月に一度のセッションは、組織のほころびを整え推進力を高める貴重な機会。私にとって川井さんは、会社の未来をともに築く心強い同志です。

「『すごい会議』とは?」という質問に、どのようにお答えいただけますか。

三浦:『すごい会議』は、「イタ気持ちいい整体」のようなものであり、「修行」でもあります(笑)。高い目標を掲げることで自分たちの甘さや弱さがあらわになり、突きつけられる。でも、そこから「じゃあ、どうするか」と、行動に転換できるから組織が変わる。

もう一つ、私自身の意図を「翻訳」するように現場へ落とし込めることにも価値を感じています。どうすれば人が自律的に動くか──そこに悩んできたからこそ、今、チームで同じ未来を描いて走れることが何よりうれしい。

最近、社員に「社内に溜まったエネルギーが、いつ爆発するかワクワクしている」と、言われました。まさに、爆発的な成長の前夜にいるような手応えを感じています。

チャレンジングに挑み、ボーダーレスにつながる世界をつくる

川井コーチによる『すごい会議』を、親しい経営者の方におすすめいただくとすると、10点中何点ですか。

三浦:10点満点ですね。経営者なら誰しも、理想や目標とのギャップに悩んでいるはず。そこに『すごい会議』が入れば、社員が経営者と同じ視座で動けるようになり、その溝が確実に埋まります。

今後、私たち自身がさらに成果を上げ、「導入しないと損ですよ」と、胸を張って伝えられるようになることが目標です。

『すごい会議』は、どのような組織にフィットしますか。

三浦チャレンジングな目標に向けて、全社で突破を目指すフェーズにある会社におすすめです。大胆な目標を掲げたときほど「で、具体的にどう動くの?」と、壁にぶつかりますよね。

その壁を越える「行動」を、チームで着実に起こせるようになるのが『すごい会議』。特に、事業をゼロイチでつくる段階で、その効果を実感できると思います。

貴社の今後のビジョンをお聞かせください。

三浦:私たちが目指すのは、国籍・地域・言語といった境界を超え、人と人が「つながり」や「行動」を起点に広がる“越境型の経済圏”をつくること。

多言語対応を進めながら世界中の人々が草の根的につながり、暮らしや趣味、価値観を交差させる。そんな「個と個」が響き合う未来を描いています。

すでに、社内では多様なバックグラウンドを持つメンバーがこのビジョンに共鳴し、一緒に走り始めている。川井さんも、その道をともに進む同志のひとり。これからも、仲間として並走し続けてほしいですね。

ありがとうございました。

川井 崇司 かわい たかし

株式会社すごい会議どすえ

『50人100億円のすごい会議を創る。』
2023年、1年以上在籍しているコーチ17人中17人が年間売上1億円以上を達成しました。
こんな“すごい“組織は、他に知らない。

2032年には、すごい会議コーチ50人で年間売上100億円を成し遂げます。
さらに“すごい“組織へ。

日本で、いや世界で一番問題解決が上手い組織を体現してみせます。

また、共にすごい組織を創るメンバーを探しています。
我こそはと思う方は僕にご連絡ください。

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