株式会社アンカーマンビジネスコンサルティング
どのようにすれば今までの延長線上にない未来を創れるだろうか?
市谷:もともとグループ会社が『すごい会議』を導入していて、グループの一員として僕もそこに参加していました。そのプロジェクトの終了が決まって頭に浮かんだのは、「ここで和田さんとの縁を切りたくない」ということ。
一人のビジネスパーソンとして、経営者として、大きなことをしようとしているタイミングで、この人と離れてはいけない──そう確信して自社の導入を決めました。
『すごい会議』は、あくまで組織を成長させるツールのようなもの。僕には“和田さん”という人物が本質的な価値です。
市谷:いま頭に浮かんだのは、「問いをくれる人」ですね。答えをくれるのではなく、問いを通して内側から引き出してくれる。近すぎず遠すぎない距離感で、客観的な視点を持ちながら組織に入り込んでくれる強弱も、緊張感があってちょうどいい。
振り返っても、初セッション(グループ会社でのDAY1)を体験した日は衝撃的でした。自分の選択を「正解にしていく」あり方や、書いてから発表して必ず承認する手法。グループのメンバーは猛獣ぞろいにもかかわらず、彼らをまとめ上げて変化を起こしていく和田さんがすごかった。
特に印象に残ったのは、そのプロジェクトの課題をズバリ射抜いた和田さんの言葉です。「リーダーが源」「リーダーが変われば組織が変わる」──これまでも研修や本で耳にしてきた言葉ですが、それが真実だと腑に落ちました。

市谷:業績を伸ばすことが最大の目的であり、僕自身も成長したかったんです。
セッションは、自社で導入後は3カ月に1度のペースから始め、現在では隔月で『すごい会議』を実施しています。成し遂げたい成果に対してキャパシティを考慮してコーチの和田さんと相談しながら設計しました。
本格稼働して約半年。すでに、さまざまな変化が生まれています。
市谷:先月、創業以来の過去最高売上を更新しました。事業の構造上、アクションと結果が直結しやすく、数字面の変化は導入初月から出ています。経営幹部層も今まで以上に主体的に動いてくれるようになりました。
以前は、僕が起点となってメンバーを動かす構図でしたが、今は彼らが起点となって周りを動かしてくれている。組織として大きな変化です。
市谷:2月の数字が思わしくなく、3月頭のセッションで問題解決を実施したんです。「何が起きているのか」、事実をしっかり確認した上で、全員で解決策を出し合って決めたアクションがヒットしました。
達成と未達の差は何かというと、僕を含めた経営チームがどれだけ数字に向き合い続けたか、そこだけですね。月間の売上目標と比較してペースが落ちていたら、その都度しっかり対策を取る。それを毎日、徹底する。やると決めたら動いてくれる、優秀なメンバーがそろっています。

市谷:僕を含めた会議メンバーのなかに、和田さんを裏切りたくないという気持ちがあるんじゃないかな。恥ずかしい数字を見せたくない、という緊張感。和田さんは怠惰な自分を踏みとどまらせてくれる存在であり、日々の選択の場面で「和田さんだったらどうするか」と思考する、僕の“基準”でもあります。
僕にとって和田さんは、まさにコーチ。“業界一”“日本一”など、基準を上げるひと言を追加するあり方も刺激的で、プライベートにもその思考が根付いてきた感覚がある。選ぶなら、数字につながる苦しい方を選択する。それが僕のあり方になりました。
市谷:営業を統括しているメンバーは、もともと超ハイパフォーマー。彼の入社をきっかけに、月間売上の基準が過去の倍以上に伸びた実績があります。その彼が、今回も基準をブレイクしてくれました。
きっかけは、僕と和田さんとの会話です。社内にトップ・ミドル・ロワーのプレーヤーがいるとして、どこにフォーカスすると組織が最も伸びるのか。僕は中間層を伸ばすのが正解だと思っていましたが、和田さんは「トップです」と。
そこで、トッププレイヤーの彼にアポを集中したところ、彼自身の自己最高記録を何度も塗り替えるほどに伸びた。思うに、“事実”を見る習慣が身についたのが大きいですね。
彼の何がその成果を形づくっているのか、事実を紐解くと「彼だからできる」という固有のストーリーではなく、再現性につながる要素を発見できた。
また、和田さんが彼を承認してくれることも、モチベーションの一つになっています。承認をうまく使えば、理念共感型の経営スタイルを加速させられる。手応えを感じています。
和田(コーチ):トッププレイヤーの彼の素晴らしさは、自分のパフォーマンスを細かく因数分解し、スクリプトに落とし込む力があること。天才型で感覚的なトッププレーヤーが多いなか、自分の言動を細かく言語化して再現性ある形に整えられる。
そこを起点に、パフォーマンスを上げる方程式を導き出しました。

市谷:一つは“問い”のインストールだと思います。「どのようにすればできるか」という『すごい会議』の問いがメンバーに根付いたのを、日々のコミュニケーションで感じます。
その状態を半年でつくれたのは、理念経営が土台にあるからですね。創業5年目頃に経営の行き詰まりを感じて以来、理念を練り直し、そこに共感する人だけを集めてきました。その上で、成果を上げるメンバーで経営チームを組めていたからこそ、『すごい会議』が武器として生きたのだと思います。
和田(コーチ):プロジェクトが始まる前から、非常に素晴らしいメンバーがそろっているという印象でした。いざ開始すると、ただでさえよく働くみなさんが、さらに働くように(笑)。
熱量を注いでいるプロダクトがあり、それを推進するためのオペレーションを回す幹部がいる。そこが掛け合わさると『すごい会議』のインパクトが出やすい。お手本のようなチームです。

市谷:加速装置です。ビジネスの成長、経営チームの成長を加速させてくれるもの。仮に、導入していなくても売上は上がったと思いますが、その角度が違う。急上昇をつくれたのは、間違いなく会議のおかげです。
それができるのは、問題も解決策もコミットメントも、すべて自分たちで決めるからです。誰かに決められたことではなく、自分で決めたから責任を持って動く。「人は、自分で決めたことをやりたい」のだと、根源的な衝動のメカニズムを体感しました。
これまであらゆる研修に参加してきましたが、3名参加したとして1名が変われば上出来という感覚で。でも、『すごい会議』は3名全員が変わる。研修とは、根本的に違いますね。
市谷:僕自身が、コーチングをゼロから学ぶことが目的でした。もともとコーチングは言葉として知っている程度。コーチングとコンサルティング、カウンセリングの違いすら区別できていなかったのが、そこを理解したことで僕のあり方が変わりました。
この学びを自社にどう生かすか。たとえば、メンバーとのコミュニケーションにコーチングを活用したり、新人を対象に「事実と解釈」を理解してもらうためのセミナーを実施したり。新人が「それは解釈ですよね」と突っ込んでいるのを見て、共通言語として浸透しつつあるのを感じます。
和田さんのセッションに参加しながら、同時にICTCで学ぶ。理論と体験の両軸で理解が深まっています。

市谷:ある意味、人に期待しなくなりましたね。コーチングは、あくまで問いを通じて導くものであって、相手に意欲がなければどうにもならないもの。人によって成長のペースは異なるからこそ、意欲を持ってくれたときに僕自身がそれに応えられるよう、常に自分を成長させようと意識が変わりました。
これもICTCの学びがあったからこそ。『すごい会議』の理解を多面的に深めるためにも、ICTCがおすすめです。
和田(コーチ):市谷さんには、成長への強い“渇望”があるように感じています。それが『すごい会議』とうまくリンクし、成長を加速させている。
市谷:確かに自己成長への興味が強く、『すごい会議』とICTCを経て、その気持ちはさらに加速しています。満たされるどころか興味は増すばかり。前のめりに成長欲求が高まっています。

市谷:直感で80%ですね。業績が上がっている上に、“問い”を知ったことで「何でもできるんじゃないか」という期待感がある。残りの20%は、今期の目標達成です。ありふれた表現ですが、達成して初めて『すごい会議』というものが自分のなかで完成する感覚があるんです。残り半年、スピードを上げます。
市谷:どんな経営者でもやる価値があると思いますが、自我や固定観念が強く、コーチャブルに受け取れない人には、難しいかもしれません。まずやってみて、スポンジのように吸収できる人に圧倒的に合う。コーチがどれだけ優秀でも、経営者やチームのあり方が整っていなければ変化は起きにくい。最終的には、自分たち次第ですね。
市谷:強くあるのは、100年続く会社をつくりたいという思いです。今のメンバーのことが大好きなので、創業期にがんばってくれた彼らの名を後世に残したい。社会に価値を出し続ける会社であるためにも、100年を目指します。
そこに向かう一つとして、今後は自分以外の意思決定者を置き、僕が日々の経営から離れても成長できる組織をつくることが次のステップです。
コーチにリクエストするとしたら、和田さん自身も今以上に高みへ。これからも一緒に成長させてください。
