株式会社すごい組織
働く人々に活力が漲れば自ずと会社は成長する。そう信じて企業のエネルギーの源になり、これまでにない成長を生み出しています。
佐々木:平さんとは、前職時代からのお付き合いです。当社が一番未熟な部分が組織づくりの面だったので、そこをお手伝いいただくために導入しました。社員が独自で動くようになり、会社をどんどん盛り上げてくれるようになれば理想的。
『すごい会議』のサービス自体は知らなかったものの、「平さんがすすめるなら大丈夫」と、信頼して始めました。

佐々木:そもそも当社は会議をする習慣がなく、あるとしても集まって簡単に話すか、立ち話程度。会議室を借りてみんなが一同に集い、ああでもないこうでもないと会話すること自体が新鮮でした。
平さんがうまく仕切ってくれるので、会議をしたことのない私たちでも話がまとまり、若手が意見を出しやすくなるのがよかったですね。お菓子を片手に、にぎやかに意見を言い合い、会社ごとに「参加している」感覚があったはず。社員たちにとって楽しい時間だったんじゃないかな。
導入から数年が経って『すごい会議』から離れた今も、若手同士のつながりのようなものは続いているような気がします。『すごい会議』のようにとはいきませんが、自分たちでも軽く会議をするようになりました。
平(コーチ):最初は全く発言しなかった方が、自分から意見を出してくれるようになったのがうれしかったですね。会議への慣れと、「ここは意見を言っていい場だ」という心理的な安全性が生まれたのだと思います。
今は滋賀の工場立ち上げに携わって活躍されている方もいて、みなさん欠けることなく頑張っていらっしゃる。私自身、もっとできたことはあったと反省しつつ、小さな変化があちらこちらで起きていたことも事実です。

佐々木:会議で生まれた変化が確かにある一方で、同時に、人や組織は一朝一夕で変わるものではないということも実感しました。年月をかけ、苦しみながら成長していくものだと。
製造業の現場課題は、品質をどう上げるか、ミスをどう減らすかという具体的なものばかり。一方で会議では、採用や企業認知など現場から離れたテーマになりがちで、目の前の仕事との接続が体感しにくい面もありました。実践で鍛えられてこそ人は育つ。会議と現場をどうつなげるか、それが課題ですね。
佐々木:参加メンバーの意見を引きだす議論の進め方、場のつくり方をしてくれたのがよかったですね。会議が初心者の私たちだけでは、どう進めていいかもわからなかった。平コーチとの信頼関係があってこそ成り立った会議だったと思います。
佐々木:当社の場合は、『すごい会議』が直接的に何かを変えたというより、社員が同じテーブルに集い、意見を出し合う「場」を持ったこと自体が、成長への種になったということかもしれません。
次にまた『すごい会議』を実施するとしたら、部署ごとに現場の課題を深く掘り下げていくスタイルがいいかな。具体的な課題と向き合い、現実的な改善につなげていきたいですね。

佐々木:「すごい」と言われない会社にしたいんです。「すごい」と言われるうちは、相手の期待値がまだ低いということ。そのすごさを当たり前にする——そこまでいって、ようやく一段上がれる。
お客様に「この人たちなら安心だ」と思ってもらえる会社にするために、品質、管理能力、人材と部署すべてのレベルを上げ続けます。設備投資はこれまでも積極的にしてきましたが、何より重要なのは人の成長。今までと同じことを繰り返しているだけでは、会社は変わらない。
まず事業部ごとにトップを育て、全社員の底上げを図る。そうなれば自然と付加価値の高い仕事が集まってくる。私も働けるところまで働きます(笑)。
平(コーチ):「まだまだ」と言いながらも、事実、会社は右肩上がりで成長し続けているのが佐々木さんのすごさです。問題が起きても自力で乗り切り設備投資を増やしながら、新たな産業・分野にも進出している。その力が組織の最大の源。今後は馬力を増やしていきたいですね。

佐々木:長年の主力である自動車産業をベースに付加価値をさらに高め、お客様により役立てる会社にしていきます。将来は完成品まで自社で手がけ、自社製品を持つところまでいけたら、とも思っています。
新たなチャレンジとして、EV向けバッテリー部材への参入を進めながら、社内で機械事業部も立ち上げました。社内で使う設備を自分たちでつくり、外にも売っていく流れをつくろうとしています。まだ小さな部門ですが、売上は着実に伸びていて、楽しいですね。
