株式会社すごい組織
働く人々に活力が漲れば自ずと会社は成長する。そう信じて企業のエネルギーの源になり、これまでにない成長を生み出しています。
八島:『すごい会議』なら、自社だけでは解決しにくいことを解決できると感じたことが決め手です。たとえば、社内で企画や施策のアイデアはいろいろと出てくるものの、それを力技で現実化していくパワーのようなものが不足していて。PDCAの「PD」まではかろうじて進むものの、「CA」までやり切れない。僕から見ると、日々の業務に埋もれてしまうことが原因でした。
その点、『すごい会議』は進捗を管理しながら「追い続ける」仕組み。従業員にも自分自身にも、精度を高めながらやり切るクセづけになると考えました。
八島:導入企業から話は聞いていましたが、正直、大変でした(笑)。従業員は日々の業務に加えて会議に長時間を取られる上に、目標は非常に高い。
目標を高く設定する意図は、達成に至らずとも過去以上の数字に着地させられること──そう理解しているものの、負荷の大きさに心が折れかけたスタッフもいます。目標の高さと負荷のバランスを、経営側がどう取るかが重要ですね。

八島:考え方や、会話の持っていき方が非常に勉強になりました。たとえば、今までよりも高い目標を掲げると、現場からは「どうやって?」「さすがに厳しいのでは?」と、ネガティブな意見が上がりがちです。
でも、そこで「できない言い訳」を言い合うのではなく、「どうしたらできるか」だけを考える。シンプルな思考の転換ですが、意外とできていなかったことに気づきました。楽な方に流れようとする人間の弱さを、『すごい会議』は言葉から変えてくれる。私自身、発言や問いかけが変わりましたし、同じように実践するメンバーも出てきています。
八島:ちゃんと意見を言うことかな。以前は、会議では一部の人間だけが発言していましたが、今は参加者全員が発言することを前提にしています。
もう一つ、発言する前に付箋に書くこと。書かずに意見を言おうとすると、前の人に引きずられて「以下同文」になりやすい。でも、生まれ持った性質も育った環境も一人ひとり違うことを思えば、人の数だけ意見があって当然です。それが「書く」だけで表れるのが面白い。私にはなかった意見に、「そういう考えもあったのか」と気づかされます。
八島:実はメンバーの産休が重なり、今は一時的にセッションを中断しています。時間が経って習慣が薄れつつあり、「PD」で止まってしまう場面があるのも事実。だからこそ、毎週の進捗会議を社内で続けています。
進行中の施策の状況を確認して意識に引き上げ、日々の業務に埋もれるのを防ぐ。成果が出ているものは継続し、伸び悩んでいるものは変える。その判断を毎週積み重ねながら、「やりっぱなし」ではなく、完了するクセづけを進めています。

八島:レンタルオフィス、不動産仲介、賃貸保証の3つの事業の問題解決に取り組み、なかでも加速させたのがレンタルオフィス事業です。出店のスピードを一気に上げました。ただ、前に進めたからこそ、店舗数に契約者様の数が比例しないという新たな問題も見えてきて。広告を打つだけでは十分ではないと気づき、平さんのすすめもあって交流会や紹介でひたすら人と会っています。
結果、思わぬ副産物が生まれました。レンタルオフィスの利用者様を対象に、スタートアップ企業の事業計画づくりに伴走する構想や、人材紹介業のフランチャイズ本部をつくる話など、新たな展開が動き出しています。レンタルオフィスはいわば「箱貸し」ビジネスですが、そこに付加価値を生み出せる可能性が見えてきました。
八島:加速しています。私は、10個のアイデアのうち1個がうまくいけばいいという考えなので、母数を増やすことを重視しています。新規事業の構想をふくらませながら、既存の商材をどう掛け合わせて売るかを考える。昔から習性のように続けていることですが、今後はもっとスピードを上げて進みます。
平(コーチ):『すごい会議』は、「フロントヘビー」ないしは「フェイルファースト」──初期に多くの失敗をしましょう、問題を起こしましょう、という考え方を推奨します。走り出しに負荷をかけることで必然的に問題は起きますが、達成までに時間がある分、走りながら解決できる。
八島さんはアイデアが非常に豊富な上に、施策をやめるべきときには「やめる」ときっぱり決断できる方。そこが大きな強みです。

八島:うまく進んだことばかりではありませんが、導入が早すぎたとは全く思いません。早い段階で失敗もして課題を見つけられたからこそ、新たなビジネスの種が見えてきた。確実に、今までにないチャンスが生まれています。
八島:私がキックボクシングや筋トレのパーソナルトレーニングを受けて思うのは、あそこまで追い込むのは、ひとりでは無理だということ。隣で見てくれる人がいるから限界の手前までいける。
その経営版が『すごい会議』です。やらざるを得ない状況に置かれるから変化が起きる。ただ、追い込まれ慣れていないスタッフをどうフォローしていくかは、引き続き試行錯誤が必要です。
八島:おそらく『すごい会議』のコーチのなかでは、優しい部類に入る方なんじゃないかな。参加者一人ひとりの状況に耳を傾けながら、「このやり方のほうがいいかもしれない」と、柔軟に寄り添ってくれます。
さまざまな企業とのつながりをお持ちであることも魅力で、「こういう交流会に参加してみてはどうですか」と、私が知らない情報に辿り着かせてくれる。実際にそこからご紹介につながったケースも複数あり、貴重なご縁を結んでいただいています。
八島:まず、「体力」のある会社かな。『すごい会議』は課題に対して打ち手を投じていくので、挑戦の過程で利益が一時的に犠牲になる場面も出てきます。その負荷に耐えられるだけのキャッシュフローがなければ、できることが限られてしまう。
加えて重要なのが、「人」。効果は掛け算なので、コーチの力が10だとしても受ける側が1や2の力しかなければ、結果は10、20にしかならない。そこに10の力を持つメンバーがいれば100になる。この2つがそろうほど、投資として生きるはずです。

八島:今以上に、「どうすればできるか」と可能性を見る思考を習慣にしてほしいですね。以前より、できない理由を口に出す人間は少なくなっていますし、自分自身も「どうすればできる?」と、自然と口にするようになりました。この変化を、会社全体に広げていきます。
平(コーチ):『すごい会議』を機に成長するのは、仕事に対する前向きさや積極的な姿勢をお持ちの方です。そうした方は学んだ考え方を自分から活用しようと動き、力に変えていく。このチームでも、そんな存在が現れています。
八島:理想は、10年後に会社が自分の手を離れ、メンバーが運営している状態です。そこへ向けてカギになるのは、現場を担う責任者の存在。今も組織づくりや人への対応は管理職である責任者に任せていて、会社を俯瞰して見る目も育っています。
その上での伸びしろは、責任者自らがレールを敷けるかどうか。今はまだ、私が敷いたレールの上を猛烈に走るという構図なので、そこを自分でできるようになると強い。今後は『すごい会議』のセッションを、キーマンの育成に使っていきます。
八島:レンタルオフィス事業をリスクの少ないスキームに切り替えながら、その他の事業もより利益率の高い形を目指します。一つのビジネスモデルだけでは事業サイクルに限界があるからこそ、うまくいっているうちに次をつくりたい。
現在はM&Aも積極的に進めていて、不動産に他事業を掛け合わせながらビジネスの枝葉を広げています。新規事業をつくり続けることは私にとって一種のライフワークのようなもの。これからもアイデアを起点に、挑戦を続けていきます。
