すごい会議の実施例 > 株式会社町田商店 株式会社ファイナル・スリー・フィート

株式会社町田商店 株式会社ファイナル・スリー・フィート

設立 2008 年
資本金 2000万円
従業員数 300 名
事業内容  直営店舗運営事業、店舗プロデュース事業
担当コーチ 久保田 記祥

売上げ 2 倍は、社員が輝くステー ジを整えた結果

すごい会議を導入してから 1 年が経ち、どのような成果がありましたか

田川:売上げが 2 倍になりました。ラーメン店「町田商店」と飲食店のコンサルティングを行う「ファイナ ル・スリー・フィート」2 社合わせて、2013 年の 10 億円が、2014 年には 20 億円に伸びたのです。

すごい会議はどのように貢献しましたか

田川:実現できそうな数字で甘んじるのではなく、もっと上の目標を目指すようになりました。高い目標だ からこそ、達成するために何をすべきか真剣に考え、取り組みました。

例えば、2014 年は意欲的にラーメン店を出店しました。しかし求人難でなかなか人が集まらない。この課題 を解決するためにはどのようにしたらよいか。

町田商店はラーメン業界において給与水準が高い。そ こで、経営チームのあるメンバーが、町田商店の魅力 のひとつとして求人情報に給料明細を公開しました。

久保田:あれはインパクトがありましたね。

田川:採用にもしっかり予算をかけるようになりまし た。4 年前の一人当たりの採用単価は 10~20 万円でし た。2014 年は一人 70~100 万円です。10 名採用する場合、700 万円でおさまればいいほうです。この業界の中では飛び抜けて大きな投資をしています。

この積極的な採用活動により、素直で、物事を前 向きにとらえ、伸びる余地の大きい人を数多く採 用できるようになりました。

久保田:すごい会議のセッションをスタートした 当時は、会議の中で「人が足りない」という問題 が多かったですね。効率的にいかに採用するか、 などを考えていました。しばらくすると、「人を 採用した後、どう教育したらいいか」という問題 に変化していきていました。

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店舗拡大は手段

田川:ラーメン屋に勤める人は独立指向の人が多い。このため、町田商店では社員が成長できるフィールド として、新店舗をオープンしていきます。2014 昨 7 月に 13 店舗だったラーメン店は、2015 年 2 月で、ほぼ 倍の 25 店舗になりました。

大変な勢いですね

田川:出店は順調に拡大したのですが、今度は人材不足に悩まされました。そして目標数字を達成するため、 次第に出店自体が“目的”になっていきました。もともと出店はスタッフが成長するためのステージ、つまり“手 段”だったのです。

「目的と手段が逆転していませんか?」とご指摘頂き、気付かされたのも久保田さんの言葉でした。会社を 成長させるには、お客様に喜んでいただく事は勿論ですが、働く人がワクワク出来る環境が大切です。数字 を追うだけではドライな会社になってしまいます。我々経営チームは「関わる全ての人たちが幸せになれる 環境作り」という想いの下、成長し続ける必要があると考えています。

現在はどのような状況ですか

田川:2014 年に求人計画と出店計画が整理できたので、あとは目の前のことを実現していくだけです。


久保田:成果を出すためには (1)会議でいいアイデアがでる、(2)アイデアを実行する、が必要です。もともと田川さんと笹島さんは「実行する」まで到達する方でした。今は経営チームのメンバーも、この二段階を経て成果に結びつけています。

笹島:追い込まれたらやるメンバーなんです。

田川:すごい会議で課題がみつかったときは、ワクワクします。かなりの回数、すごい会議のセッションを 経験しても、その思考は完全には身についていないのがわかります。だから、当面は久保田コーチのもとで すごい会議を続けるつもりです。

久保田:「すごい会議」の手法は揮発性が高いのです。実は私も、油断すると自分自身の問題解決ではその フォーマットからはずれてしまうんですよ。

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笹島:久保田さんのすごい点は、必要な時に的確な意見、 質問をその場で投げかけてくれるところです。

久保田:私の役割は、とびぬけて優秀な社長の考えている ことを、周りの人に伝わるように働きかけることです。 トップの代弁者になり、周りの経営チームに厳しいチャレ ンジとして渡すので「社長に優しく、幹部に厳しい」と言 われます(笑)

田川:ビジネスをする上で「すごい会議」の考え方は経営 チームに必須です。その一方で、会議を離れて経営チームで飲みに行き、思いを共有する場も大切にしてい ます。数字の目標は設定しますが、「何のためにその目標を達成するのか」に立ち返り、数字に翻弄されないようにしたいのです。

久保田:町田商店らしい組織づくりですね。単に目標を決めてスムーズに問題解決をしても、大きなイノベー ションは生まれません。オフの場で議論してまとまらないときは、「すごい会議」で一旦流れを整えて、言い やすく、わかりやすく議論する。これを繰り返していくことが大切です。

会議の外へ出たメンバーも成長

今後の目標を教えてください

田川:経営チームは変化しつつありますが、もっと主体的に動けるチームになってほしいですね。

久保田:恐らく 10 年後も同じ事を言っているかもしれませんよ。レベルは違っていますが。1 年間みてきて メンバーは着実に成長をしています。会社全体の売上げを知らない、会議中に全く話さない人という人はも ういません。それぞれの仕事を着実に進めています。

田川:実はすごい会議から離れて急成長したメンバーがいます。彼は当時伸び悩んでいました。

久保田:A 氏は確かに顔付きが変わりました。彼の成長には貢献できなかったので申し訳ないと思います。

笹島:いいえ、そんなことはないのです。彼の成長は「すごい会議」を体験したからだと認識しています。

田川:すごい会議の手法ではストレスが強すぎたのでしょう。現場で活躍して欲しいと明 確に伝え、その環境を整えたところ、急に成 果を出すようになったのです。

笹島:「どうしてそうなったの?」ではなく「ど うしたら次そうならないか」という考え方は、 プライベートでも大切です。先日家族に問い かけてみたら「仕事しているみたいで、いや」 と不評でしたが(笑)

田川:目標を達成する以上に、経営チームが 経営チームとして機能することが大切です。 2014 年は急に成長した分、整えるべき点もみ えてきました。2015 年はさらに経営基盤を固 めて、2016 年には管理体制や本部機能を充実 したいと考えています。久保田さんには今年 も引き続きメンバーには厳しく接して、彼ら を最高の状態まで引き上げてくれることを期 待しています。

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日時:2015.01.01  

担当コーチ

久保田 記祥
くぼた のりよし

デルフィー コンサルティング株式会社

ほとんどの会社には実はすごい潜在能力がある。だから時に私は皆様が気をつかって言わないことを、空気を読まずにズバッと言います。 まだ花開いていない社員の力を満開にして、成果を上げるための支援をします。

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