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株式会社すごい会議

設立 2003年12月9日
資本金
従業員数
事業内容  経営コンサルタント
書籍・雑誌等の企画・編集
担当コーチ 秦 卓民

(株)すごい会議が、すごい会議を導入したことで何が起きたのか? すごい会議の師範、「大橋禅太郎」が語る、すごい会議とは。

「僕にすごい会議の提案をしてくれ」

秦さんにすごい会議を依頼したキッカケは?

大橋禅太郎(以下:禅) :去年の夏、すごい会議の品質をキープしながら、数年で「すごい会議を5倍に 拡大する」計画を立てたところ、Kaz が「この規模で既に品質が壊れている」と言ったことで、ひどい真 実が明確となり、すごい会議のトップパフォーマー4 人(禅太郎・雨宮・芳地・川井)が集まって、すご い会議の手順で問題解決をすることになった。僕たち 4 人のドグマ(教義)との整合性と、価値観が保た れた環境で進め4人で答えを出すことが目的だったので、今回は進行役としての “ファシリテーター” が 必要だった。当時まだ経験も浅いが、勢いのあった秦さんが雰囲気に一番合うと思って「僕にすごい会議 の提案をしに来てくれ」と、秦さんに電話をかけました。

秦卓民(以下:秦) :朝の 11 時に禅太郎さんから電話がきて、心がザワザワしたと同時に「面白そうだ、 早く提案したい」という気持ちでいっぱいになり、福岡に居た僕は、急いで飛行機で東京に向かい、夜の 8時には禅太郎さんに会いに行っていました。

秦さんは禅太郎さんにどんな提案を?

秦: 一箇所だけ工夫を加えましたが、基本的に禅太郎 さんから教わった「型」の「型返し」でした。
禅: 彼の言っていることが本当に手に入るとすると、 費用に対しても十分価値があると感じたんで、その場 で採用して、翌日に入金をし、後日 DAY1 を行うこと になりました。

一気に空気を変えた「すごい or Die」

DAY1 でどんなことが起きましたか?

禅: 昼過ぎまで何も起きる気はしなかったのだけど、昼休みにみんなでトライアスロンの話をしていた。 挑戦し始めたのはいいが、戦略的フォーカスもないし、本気で挑戦してない。本気で挑戦したら、死んじ ゃうかもしれないという会話から、「じゃあ死のうじゃないか」ということで、「すごい or Die」という我々 に取って全く新しいパワフルなコンセプトが生まれたんです。するとその瞬間、場とみんなの雰囲気が一 気に変わって、この日から仕事とトライアスロンに対して全員が 100%挑戦するようになった。「すごい or Die」は、僕たちにとってものすごく意義があったね。

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なぜアメリカに行くことに?

秦: 昼休みに「すごい or Die」というコンセプトが出来てから、セッションがトントン拍子に進んでいきま した。企業においてコンセプトに所有感が生まれると、 ここまで経営のリズムが変わるんだなと肌で感じた瞬 間でした。で「、改めて後日ミーティングをしましょう」 って禅太郎さんに提案したんですよ。

禅: そのミーティングで「どのようにすれば海外にすごい会議を広められるか?」という問題解決をして いる中で、秦さんに「過去に、なにがうまくいったか?」という質問をされて、「あっ!」って思い出したの が、昔自分が海外で「すごい会議」という「マネジメントコーチング」を受けて、ブレークスルーを起こ したストーリーを話すことで、日本にすごい会議を広めることが出来たこと。だったら次は「すごい会議 のメソッド」を使ってアメリカで僕がソフトウェア事業を立ち上げ、成功することが出来たら「世界的に すごい会議を広める」ことが出来るんじゃないかと思った。

アメリカにはどのくらいの期間いるのですか?

禅: 最初は3ヶ月間 “お試し期間” として行くつもりでしたが、日本を出発する数日前、大阪のお客さんに「来週から3ヶ月アメリカに試しに行く」と言ったら、「それアカンなあ」と言われたんです。
確かに3ヶ月のお試しで成功したら苦労しない。成功する まで帰ってこない、くらいの気持ちじゃないと成功しないなと思った僕は「アメリカに引っ越すことにした」と、すぐ妻に電話して、翌日には海外引越しの見積もりを取った。
僕の目的が、「試しにアメリカへ行く」のではなく「成功するためにアメリカへ行く」に変わったんです。
しかし実際に行ってみると、15年前に僕がアメリカに居た頃とは「使う言葉」も「文化」も全く変わっていて、 思っていたほどうまくいかない状況だった。僕は「2年で Facebook に5千億円で買ってもらえるくらいの会社」っていう目標を立てたが、朝起きるのが嫌になるくらい自分の思った通りに世の中が動いてくれ なかった。
高い目標を立てて、自分がその目標に消費されずに、うまく行動できる状態とはどんな状態なのか?と... “目標” と、うまくお付き合いをしていくことで、新しいことが見える兆しを感じました。

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約束に“渋滞”で7分の遅刻。 「禅太郎さん、これから 100 回遅刻しましょう」

今回の導入で、禅太郎さんの期待は手に入りましたか?

禅: 今回、面白かったのが、期待とは全く別 のブレークスルーが起きたこと。すごい会議 を “エネルギー値の高い状態” になることが 出来るツールとしてみんなに使って欲しいと 思うようになったんです。
セッションを始めた当時、そんなことは全く期待していなかった。そのキッカケとなった出来事が大きく 3 つあります。
1つは寝坊してトライアスロンに出なかったこと。今までの僕にはありえないことだったが、「俺、寝坊出来るんだ」って、逆にすごく嬉しかった。もう1つは、長い付き合いのある経営者の方との食事の時間に、7分遅れてしまったこと。それも、僕たちが非常に嫌う “渋滞” という普通の理由で。すると、その経営者の方から「いいですね!今まで禅太郎さんは常にオンタイムだから窮屈だったんですよ。そのくらいの方が付き合いやすい。これから 100 回の約束に 3 分以上遅れましょう」とのリクエストをもらいました。

面白そうだと、チャレンジを受けて挑戦してみたら、いろんなことが 見え始めてきた。
そしてこれが一番の肝。若い会社で今の業態なら、 年率 50%で成長してもおかしくないのに、我々は今年、15%ほど。いいネタと、優秀な人たちが集まっているのに。何が壊れているのか? と考えたところ、もしかすると僕たちの “ルールじみたもの” がお客さんを窮屈にさせているんじゃないかと思い、ルールじみたものを非常に少なくしてみると、みんなのエネルギー値が上がってきたのを感じ、すごい会議の在り方が僕の中で大きく変わった。
「こうあるべきだ」 「こうじゃないとおかしい」という、ドグマ(教義)が僕は大好きだったが、その「ドグマを手放した」瞬間から、見える世界が一気に変わった。つまり当初手に入れたかったものとは違うんだけど、それとは別の大きな成果が手に入った。

「ドグマ」を手放してみて、どうですか?

禅: 今回ドグマを手放したことで、現実の受け入れ方が変わり、目標との新たな付き合い方が生まれた。
昔は、受け入れない人はクビでいいし、最終は僕の「やれ」の一言で事が済んだが、アメリカでのこともあり今は受け入れられなかったから、それを “事実” として受け入れて、うまくいく方法をみんなで考えればいいと思うようになった。
目標を立て、行動を起こすと、自分が予期してない事実が起きる。 その時に“しがみつけないもの”に不必要にしがみつく時間を短くすることで、次の行動に移すスピードが格段に速くなる。 僕は今回、運命的にドグマを手放すことになったんだと思う。このまま続けたら 1 年後、どんなふうになっているんだろうね。

「あんまり働かないで、いい生活しているおじさん」(秦) ドグマを手放した“すごい会議の巨匠”は...

秦さん、禅太郎さんへのコーチングをしてみて、どうでしたか?

秦: すごく厄介でした(笑)。当時、オフィスで禅太郎さんのソファーだけがすごく凹んでいたんです。これはマズイですよね。要するに、ずっとそのソファーに座っていたんですよ?普通は大問題なことだが、 普通の人からすると、禅太郎さんの場合は儲かっているから、一見問題に見えない。そこがすごく厄介で した。
“問題がない” ことが “問題” だったから。

禅: 誰かにシステマティックにアプローチされないと、 経営者の多くは、解決策が見えない問題は “イシュー”として扱わない傾向が高く、僕もその状態だった。
僕は「暇」なのが一番嫌いで、常に何かにチャレンジしてたい人間なんだけど、その「暇」ということを問題として取り扱ってなかった。今回の秦さんへの依頼から、「アメリカへの移住」と「ドグマを手放す」という新たな行動が見つかった。

秦さんから見て、「ドグマ」を手放した禅太郎さんの印象は?

秦: 僕が言うには、今の禅太郎さんは肩の力は抜けているんだけど、エネルギー値はやけに高いという印象ですね。
当時はまだ、僕もすごい会議が浅かったので、みんなからすると「偉大な巨匠、大橋禅太郎」 なんですが、僕らからすると「あんまり働かないで、いい生活してるおじさん」だったんです。それが今は、「上手に問題と付き合いながら毎日走り続けている経営者」です。

今回、秦さんが禅太郎さんから得たことを1つ教えてくだ さい。

秦: 僕は禅太郎さんに「正しさのコーチング」をしようとしていましたが、禅太郎さんは「らしさの主張」をしてきて、その時、禅太郎さんから素晴らしい言葉をいただきました。
「経営者は、正しい意思決定ばかりじゃない。大半が正しい意思決定なんだけど、それと 同じくらい “らしさ” の意思決定をしている」と。僕の仕事は、正しいことを導くのではなく「その人らしい意思決定」を導くサポー トをすることなんだと、大きな気づきを得ました。

禅: 経営者の多くは、年齢によって欲しいものが違う。
昔はベテランの経営者に「数字じゃないんですよ」と言われても、全くピンとこなかった。 30 代なら「成功」が欲しくて、50代になると、 ある程度欲しいものは手に入っているから自分の価値観にそぐわないことは、したくなくなる。そ のことが最近分かってきた。すごい会議で、価値 観に忠実な方向に動いて出力してあげることが重要なんです。

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すごい会議は「受ける」のではなく、「やる」。

禅太郎さん、秦さんに依頼してどうでしたか?

禅: 今思うと、秦さんが一番よかったですよ。
彼は、すごくマニュピレートしにくいし、ある程度の生意 気さもあるから、こっちがペースを合わせていかないと会話が追いつかないから、どんどん考えをアップ グレードしていくことが出来た。

最後に、すごい会議を「受ける側」になってみて、どうでしたか?

禅: 受けてみた感じは一切なくて、やってみてなの。
すごい会議でうまくいっていると思う時は、社長が 「自分でやっている」と思う。すごい会議を「受ける」のではなく、コーチを連れてくるから、すごい会議「やろう」、それで成果出そう。という状態になっていると、望む成果は手に入れやすい。

日時:2014.10.11 
フォトグラファー:藤原靖史 
ライター:橋本早苗

担当コーチ

黒帯

秦 卓民
はた たくみ

株式会社INTEGRITY

「最高のマネジメントチームとは何ですか?」 皆様方と最高の高みを追求し、真のプロフェッショナルチームを作り上げていくサポートをコミット致します。

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