売り上げ利益や採用領域では、どのような成長が生まれましたか。
(田島)僕はケチなので、コストをかけた以上は回収したい(笑)。始めたからには成果のために何もいとわない、『やるしかない!』とスイッチが入り、1年で正社員を4名から16名に増やしました。
売り上げはまだ発展途上ですが、以前はなかった歯車が完成し、“組織として”昨対200倍以上の売り上げをつくり出せています。去年の今頃は、僕ともう1名のスタッフだけで仕事をつくる状態だったので、「すごい会議」があってこその、今。
僕個人がつくれる売り上げには限界があっても、組織でできれば可能性は何倍にも広がると実感しています。
“組織として”の売り上げづくりについて、詳しく教えてください。
(田島)営業を“仕組み”で動かす、と決めたことがターニングポイントでした。そもそも不動産業界は完全に個人プレーの世界。個人の営業力を伸ばすことが何より重要で、頑張っても成績につながらずに報われないことも多い。
そうではなく、僕は一生懸命頑張る人を評価できる状態をつくりたかったんです。
気合いだけで乗りこえてきた僕らには、『担当を明確にし、KPIで管理する』ことさえ目からウロコで、『仕組みで解決できる』『知らない手法がたくさんある』と気づかせてもらったことが大きかったし、成果を出しやすくするコツのようなKPIを見抜いてくれるコーチがいたから、短期間で成長できた。
今では、どんなスタッフも安定して毎月の売り上げを生み出せる状態が実現し、頑張るほど売り上げにつながる構造をつくり出せています。
“仕組み”で解決しようと、意識が変化したきっかけを教えてください。
(田島)久保田さんの存在です。以前の僕らは、問題が起こると『自分の頑張りが足りない。もっと頑張らないと』と気合いの問題として解決しようとしていました。しかしその度に久保田さんからの指摘が入ることで、『うまくいかないのは、仕組みが回っていないから。うまくいく仕組みをつくろう』と、思考をシフトしていけた。
頭で理解するだけでは、染みついた習慣や思考のクセを変えることは難しいので、コーチの存在、繰り返しのセッションの場があってこその変化だったと思います。
(久保田)ある意味、僕は人を信じていないんです(笑)。問題の解決策として、“頑張る系”は最初に出やすく、「なんとかします!」とみなさん宣言してくれます。
でも、行動のトリガーを人の感情に設定してしまうと、『面倒くさい』『時間がない』とエネルギーが落ちたときに行動も滞ってしまう。だから感情抜きで自動的に動く“仕組み”での解決を求めるんです。