森川社長にとって、「すごい会議」はどのようなサービスだとお考えですか?

森川:「すごい会議」は、10点満点以上のサービスだなと思っています。
理由としては、自分たち自身がいちばん変化を実感できたという点が大きいです。
もともと仕事はすごく楽しかったのですが、それが「より楽しくできているな」と感じています。みんなで同じ戦略的フォーカスに向かって頑張っていくこと自体が楽しいですし、実際に事業が成長していくなかで、いろんなことにチャレンジできるようになりました。そういった新たな楽しさも日々実感しています。
「すごい会議」は、それを実現する手段として、本当におすすめできます。
太田コーチは、「すごい会議」を導入後、どのように組織を変革していくのでしょうか?
太田:経営者には、本人も気づかない“思考の癖”や“見落としがちな盲点”があるものです。それが、組織全体の成長スピードを鈍化させているケースも多く見られます。「すごい会議」では、そうした無意識の習慣に気づきを与え、打破するための言葉を自ら引き出していくプロセスが組み込まれています。
「どうすれば実現できるか?」という問いに対して、具体的な答えを自分の言葉で紡いでいく。それによって最も影響を受けるのは、ほかでもない“自分自身”なんです。他人から与えられた言葉ではなく、自分で生み出した言葉だからこそ、行動の原動力になります。
私たちが直接“変える”のではなく、参加者自身が“自分の言葉で自分を変える”ための場をつくる。それを説明だけでなく、実体験として重ねてもらうことで、特に長時間のセッションでは本質的な変化が生まれていきます。
最後に、カケコム様の今後の展望についてお聞かせください。
森川:カケコムは、「何かに困ったり、悩んだりしたときにはカケコムを使えば最適な解決策にたどり着ける」そんな未来を実現したいと本気で考えています。
現状は国内の弁護士領域に特化していますが、いずれはこの領域を世界規模に広げたいと考えています。世界中の弁護士が日本に集い、悩み解決の未来を語る。そんなグローバルなコミュニティを創っていくことを見据えています。
また、将来的には税理士やメンタルヘルスの専門家など、他の専門領域にも展開していきたいと考えています。「人の悩み」は今後100年の社会において最も重要な課題の一つになると捉えており、カケコムが“悩みの総合窓口”として、解決手段をリードしていく存在になれればと思っています。